オカメインコ27歳5か月 寿命を延ばす秘訣は?
我が家のご長寿オカメ享年27歳5か月レイクちゃんについて
オカメインコの寿命は?
オカメインコが20歳とか聞いたら、うわ~すごい!!って言われると思います。
10歳でも長生きだなって印象を持つ人も少なくないと思います。
そう思うと、我が家のオカメインコのレイクちゃん(享年27歳5か月)は伝説級に長生きしてくれました。
こんな風に長生きさせるにはどうしたらいいのか教えてほしいって、愛鳥家のみなさんならきっと思いますよね?
今日はそのことについて書いてみようと思います。
オカメ27歳の飼い方詳細データ
でも最初にお断りしておきますが、あまり期待するような話はないんです・・・
実のところ、皆さんが思っているようなちゃんとしたオカメインコの飼い方はしていなくて、わりと昔ながらの飼い方を細々と続けていた感じでして。
慣れ具合
オカメインコの性格は大人しく臆病と言いますが、レイクちゃんは雛の頃から威嚇声を出したりとわりと気が強かったみたいです。
私のことは大好きで、放鳥すると基本ずっと肩に乗っていて、ちょっと離れようものならついてきたがる子でした。
カキカキも大好きだけど、ちょっとでも気に入らないと噛みついてきたり、けっこうなツンデレで困惑しました。
呼び鳴きもすごかったです。
タオルをひらひらさせたりすると、口笛みたいなおうたを歌ったり、「チアキー!チアキー!」と叫んだり、おしゃべりは上手じゃなかったけど、何やら物音の物まねはしてました。
食べ物
フードは最初の頃こそ麻の実やヒマワリ、ボレー粉、青菜、塩土なんかを食べさせていましたが、いつの頃からかあまり与えなくなっていました。
最後の2年くらいは会社の同僚に教えてもらってキクスイさんのオカメインコ用のシードや粟穂を与えていましたが、それまでは特にこだわることもなく、どこででも売ってるような市販の皮つき餌をずっと与えていました。
放鳥
私がこどもの頃は毎日出して遊んでいました。
本を開いて積み重ねたおうちを作ってプレイジムのようにしたり、子どもならではの発想でややオモチャの延長、結構危険な遊び方をしてました(汗)
でも、意外とそれがいろんなものへの抵抗感をなくし、臆病じゃないオカメインコに育ってくれるのに役立ったのかも。
でもなんせ小学生が飼っていたわけなので、危険とは常に隣り合わせ。
その辺に転がってる鉛筆の芯なんかもかじったことがあったように思います。(鉛中毒!冷汗)
オトナになってからは特に毎日放鳥を日課にしていたわけでもなく、たまに気が向いた時に遊ぶ感じでしたので、今思えば運動不足気味だったかもしれません。
鳥かご
生涯で1回かごを変えましたが、いわゆる普通の鳥かごでステンレス製とかではないです。
今思えばおそらくHOEIの35角シリーズくらいの大きさのものを使っていたと思われます。
暴れてケガするような気がしたのでオモチャの類は設置せず、シンプルそのものでした。
健康管理
最近では小鳥の病院も増えはじめ、日々の体重測定を健康管理としている飼い主さんも増えていると聞きます。
レイクちゃんは体重測定は一度もしたことはありません。
大きなけがもしたことはないし、明らかに病気っぽくなったこともほとんどなくて、ついぞ生涯一度も病院に連れて行ったことはありませんでした。
むしろかかりつけの犬猫専門の獣医さんには「鳥は麻酔打ったら死ぬ」と聞いていたので、下手に病院に連れて行くのは怖いとすら思ってました。
憶えている限りでは、室内で寒すぎて凍えて危険な状態に陥ったことが1度だけあり、ストーブの前で保温したら数時間でよくなったことがありました。
あとは晩年、眼と鼻の不調がありました。
もう高齢なので病院に通いストレスになるよりも自然治癒に任せた方がいいかと思い、病院には結局行かずじまい。
男の子だったので卵詰まりなど命の危険が伴う要因がなかったのも病院から縁遠かったことに関係あるかもしれません。
温度管理
私がエアコン嫌いなので通年常温、冬に鳥かごにヒーターをつけたのはレイクちゃんが26歳くらいからだったか??
餌や脂粉の飛び散り防止のために、普段から下半分を覆う高さの段ボール箱に入れていて、夜は厚手の大判マフラーをかけて保温は終了です。
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もうほんっと、すいません!!
こういうのって、イマドキのオカメインコの飼い方を実践している人からしたら、もう発狂モノなプチ虐待レベルだと思う人もいるかもしれません。
イマドキの飼い方を知り、カルチャーショック受けました
今は当時は難しいとされていた中型以上の鳥の国内繁殖も安定してできるようになったし、これまでわからなかったことがわかってきて、昔よりもより良い育て方が広まってきているんだろうなと思います。
たまたま会社の同僚がオカメインコを飼い始め、イマドキのオカメインコの飼い方を聞いた時は、その内容にカルチャーショックを受けましたが、レイクちゃんはすでに25歳くらいだったのです。
私にとっては小学校の時に読んだ「インコの飼い方」と行きつけの小鳥屋さんのアドバイスが小鳥の飼い方のベースでしたので、まさに無人島の中の井の中の蛙状態でした。
けれど、特に問題なく、知り得るどのオカメよりも元気に長生きしていたので「もっと良い方法を!」という必要性を感じなかったんですよね。
こんなツッコミどころ満載過ぎる飼い方ではありましたが、結果的には27歳5か月という長生きを可能にしたので、まぁ論より証拠といいましょうか・・・
本当に気をつけるべきポイントはコレ!
でも、これだけは言いたい。
私が何より一番気をつけていたのは、すごくシンプルなことです。
死なせないようにする!
逃がさない、つぶしたりはさんだり事故に合わせない。
それだけは気をつけていました。
小鳥が10年生きられない背景には、こうした事故によるものが結構多いんじゃないかと思います。
前出の会社の同僚も、結局3歳の時に家族が窓を開けたことに気づかず逃がしてしまい、カラスにつかまってしまったと聞きました(涙)
イマドキの飼い方も勉強しました
今現在の私はイマドキの飼い方をいろいろ調べて最低限のことは知っているレベルに達したと思います。
でも、知ることによってむしろ不安が大きくなってしまったよーな気も・・・(涙)
普段犬の飼い主さんの悩み相談をしているのですが、情報過多で迷い不安を抱える飼い主さんの気持ちがわかったような気がしています。
でも、こんな風に育てたいというイメージはだいぶ固まってきているので、あまり移り変わる情報に流されることなく、これまでの経験を活かして良い部分を取り入れていきたいと思っています。
あ、そういえば、この前Youtubeを見ていたら、なんと38歳のオカメちゃんの動画を見つけました。さすがによぼよぼしていましたが、27歳のレイクちゃんよりも10年も長く生きたって、もう神レベルですね!!
オカメ飼いの皆さんのおうちの子たちも元気で長生きしてくれるといいですね!